JUSCPAは、日本における米国公認会計士のソサイエティです。

Learning & Events

国際会計基準専門部会

国際会計基準(IFRS、部会発足当時はIAS)を巡っては、世界的に採用国が増える中、米国そして日本の方針は未だ定まっていませんが、今後もわが国の会計基準に大きな影響を与えて続けていくことは、間違いありません。このような流れを踏まえ、国際会計基準とその背景なども広く学ぶよう心がけています。

1.IFRSの最新の動きをフォロー

毎月の例会では最初に直近1か月のIFRSの動向についてサマリーします。新しい公開草案や基準の発表、各国の適用状況や日米基準とのコンバージェンスなどをみんなで確認していきます。

2.活動実績と今後の活動計画

5月現在日本基準における「収益認識」の会計基準の開発についての意見募集を読んでいっています。今後「保険」や「概念フレームワーク」の最終版が出てくる予定です。具体的内容は、今までの進め方をベースに、部会の皆さまと相談しながら進めています。

CPE専門部会

当専門部会は、[40Credit Hours Club]を引き継ぎ、JUSCPAの専門部会の中でも長く活動を続けている会です。AICPA 会員並びに各州のLicense(州によりCertificate)登録者は、CPE(継続教育”Continuing Professional Education)が義務付けられております。
当CPE 専門部会では、年4回集まりCPEに関するグループ学習及び情報交換をしております。

CPE DIRECT のレビュー

当部会では、AICPA発行の「CPE DIRECT」をテキストとして使用しております。 CPE DIRECT は、AICPAの月刊誌「Journal of Accountancy」(AICPA会員に毎月送付されている雑誌)記事をもとに編集されており、米国の会計、監査、税務、経営管理、IT やIFRS などに関する情報アップデートには最適な内容となっています。 テキストにある問題を事前に解き、答えを持ち寄り、会合で答え合わせと共に疑問点について議論しております。

ミニ・セミナー

会合では、上記に加え、不定期に当部会の会員メンバーや外部講師を招き、質疑応答を含め1時間程度のミニ・セミナーを開催しております。

情報交換

CPEの単位数やその他のRequirement(Ethics)などが情報交換の中心になっております。 本CPE DIRECTで取得可能単位数は、NASBA(the National Association of State Boards of Accountancy)のQAS(the Quality Assurance Service)を当該州が承認している場合には、年間最大可能単位数は48単位となります。また、会合終了後には、有志で更なる情報交換をかねて懇親会も開催され、年最後の会合には当部会の忘年会も開催しております。

当会合にご興味をお持ちの方は、JUSCPAにご入会の上、ご連絡をお願い致します。

JUSCPA トーストマスターズ・クラブ

ゆるい繋がりで、気楽に楽しく活動しているJUSCPAトーストマスターズ・クラブ( 以下「JUSCPA Toastmasters Club」)を紹介します。Toastmastersは、スピーチを通じて話し方、Public speech、 Leadershipの上達を目指す国際的な非営利教育団体です。1924年にカリフォルニアで始まって以降、現在140以上の国と地域に15,000以上のクラブが設立され、世界中で30万人以上がこのプログラムに参加しています。日本にも200近いクラブがあり、JUSCPA Toastmasters Clubはその一員です。

JUSCPA Toastmasters Clubでは、Toastmasters Club米国本部のマニュアルに沿って毎月1度クラブミーティングを行っています。この「ほどほどに整った」マニュアルの存在が重要で、参加者にはそれぞれ役割が与えられますので、初めての方でもすぐにミーティングに溶け込むことができます。役割には、例えば、用意したスピーチを行う人、それを論評する人、スピーチの時間を測る人などがあり、いずれもミーティングの運営に貢献するものです。

現在参加しているメンバーは、老若男女様々ですが、人前で英語を話すのが苦手なので慣れたい、普段余り使わないので英語を使う機会が欲しい、という目的の方が多いのではないでしょうか。気軽に参加しているメンバーが多いのですが、上のレベルを目指したい方には、他のクラブとの交流やスピーチコンテストというステージも用意されており、幅広い方にお勧めです。海外出張や旅行が多い方は、現地のクラブにお邪魔することもできます。

さまざまなトピックを題材にしたスピーチ・体験談を聞くことも非常に楽しいのですが、雰囲気の良いメンバーに恵まれていることも売りの一つです。ゆるい繋がりで気楽に交流することが出来ます。JUSCPA Toastmasters Clubに興味を持たれた方は、是非無料のゲスト参加をご検討ください。ご連絡をお待ちしています。

JUSCPA 西日本

JUSCPAの西日本地域におけるメンバーの親睦・ネットワーク作りなど相互交流を深め、勉強会を通して知識研鑽を図る事を活動目的としています。知識研鑽のほか懇親会を通じてメンバー間の交流も深まっています。 以下は勉強会で取り上げたテーマの例です。

・聞くと見るとは大違い、イランに駐在して
・知的好奇心をくすぐる相続税
・小規模貿易企業の実務
・英語セミナー「Global Customs Clearance」
・日本人のコミュニケーション-E.T. Hallを超えて
・日本企業における人事国際化の実証研究
・投資協定(TPP, EPA, BIT, Etc.)の紛争解決条項-ISDS 仲裁
・移転価格と関税評価の最新動向
〜関税評価と移転価格に関するWCO(世界税関機構)ガイドの分析を含む
・BEPS新移転価格文書化
・最近の移転価格についての動向
・ミクロネシア諸島の監査
・米国税制改正~知っておきたい重要ポイント
・日本における税務調査の実例

JUSCPAアカデミー

USCPA資格を取得したけれど、それをどのように活用していくのか。資格だけでなく、さらに自分の能力や才能を引き出して磨いていきたいと考えている方は、是非JUSCPAアカデミーにご参加ください。

JUSCPAアカデミーでは“We Learn, We Challenge, and We Grow”を目標に日々研鑽に励んでいます。
JUSCPAアカデミーでは実務経験豊富なメンバーが財務会計分野に限らず、財政・ガバナンス・先端技術等の幅広い分野の研究を、アカデミック且つ実務的な視点で行っています。
アカデミーメンバーは当活動にプロアクティブに関わっていく中で、自身のマネジメント能力やコミュニケーション能力を向上させ、また様々な人との交流を通して人脈ネットワークを広げています。

月例会・研究発表会等のJUSCPAアカデミー活動に興味のある方はこちらからご連絡下さい。

仮想通貨専門部会

10周年を迎える仮想通貨を巡っては、東アジアを中心として短期投資対象として関心が高まる中、世界的にも昨年12月にシカゴCME先物にビットコインが採用され、価値として世界的に認知されつつあります。一方で、マウントゴックス事件(2014年)、コインチェック事件(2018年)等巨額の経済事件も発生し、内部統制のあり方、制度のあり方も焦点があたっています。そして、仮想通貨は今後、「通貨」として(取引決済手段、価値移転手段)としての役割も増すものと見込まれ、我々も取り組みを2017年に開始しました。

1.仮想通貨の最新の動きをフォロー

毎月日本仮想通貨事業者協会の勉強会に見学出席させていただいています。この勉強会では、同協会会員の方々に関心の高い、直近の仮想通貨に纏わるテーマが提供されます(同協会のホームページをご参照ください)。

2.活動実績と今後の活動計画

毎月の上記勉強会見学出席(情報を知る場)、毎月のJUSCPA仮想通貨専門部会の月例会(考える場)と、月2回の活動を行います。同勉強会テーマを議論したり、金融庁をフォローしたり、部会各メンバーの自由なイニシアチブをベースに進めています。2017年度は、仮想通貨のビジネス用語・主要論点を総めくり、トークンオファリングと仮想通貨の境界 等固有テーマも議論しました。2018年度は、引き続き、情報を知る活動、考える活動に加え、JUSCPAトークンの発行ホワイトペーパーを作成し、会員を対象にトークン配布を実験的に探求し、テクノロジにも射程を広げていきます。

英語でKENKA塾

USCPAに求められる実践英語の向上を目的とした塾です。TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages) 手法に精通した塾長から、英語での的確な自己主張と負けない交渉力を習得し、ビジネスパーソンに求められるグローバルコミュニケーションスキルを身につけることを目指しています。先ずは発音から矯正されます。

部会名は、「英語で建設的(KEN)で活発(KA)な議論をする」からきていますが、「英語で喧嘩(KENKA)ができるレベルに到達する」という意味も兼ねています。

毎月末の木曜日か金曜日に牛込神楽坂駅徒歩1分のビジョンブリッジ社(JUSCPA事務局)の会議室をお借りして開塾しています。会費は無料ですので興味のある方は、是非一度覗いてみてください。お待ちしています!